VMwareのプロダクトとOpenStackの統合は、以前からロードマップで示されていました。VMwareでOpenStack APIがで操作できるようになると、仮想マシンやストレージなどのリソースをより効率的に活用できるようになります。APIはユーザが利用しやすく、自動化を実現するのにも利用可能です。

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VMwareとOpenStackの統合により、開発者はビジネスニーズに対応したシステムを効率的に開発することができます。OpenStackはvSphereなどのハイパーバイザーの統合された基盤が必要とります。2012年頃から、NiciraがVMwareに買収され、OpenStackの開発が進められました。2013年には、VSANが導入され、OpenStackの開発者にも利用出来るようになりました。以下の図は、OpenStackとVMwareの統合の確認図となります。

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VMwareを利用しているユーザは、OpenStackを動作させるのに十分な技術と経験を持っていると思います。しかし、OpenStackを導入するには、新しい知識と経験が必要になるのではないかと考えています。OpenStackとVMwareが統合されることにより、vSphere Web ClientからでもOpenStackの環境を利用可能となります。

OVFファイルを利用することで、OpenStackの環境を簡単に展開出来ます。vCloud SuiteでVMwareはOpenStackと統合されています。vCloud SUiteには、最適化されたインストーラ、ドライバー、管理ツールなどが一式含まれており、標準的なOpenStackを一つのパッケージとしてまとめられたOVFファイルが提供されます。

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vCloud Suite上でのOpenStackの利用

vSphere Web ClientからOpenStackを展開することが可能です。セッションの時のプレゼンテーションをみた限りでは、他の製品と同じようにインストール出来ていました。OpenStackのPluginをvSphere Web Clinetにインストールし、さらにOVFファイルを展開するだけでインストールできます。以下は、そのオペレーションの一部です。

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インストールが完了するとvSphere Web Clientに統合され、OpenStackのクラスタなどを追加することが可能になります。

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OpenStack環境を構築するのはロードバランサーやメッセージキューなどのサービスが必要になります。今回のOpenStackとVMwareの統合で、簡単に開発やオペレーションができるようになります。VMworld 2014での発表時点では、このプロダクトはまだ、ベータ段階です。

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http://www.vladan.fr/vmware-openstack-integration